僕の知識帳 ~ その他・汗疱状湿疹 ~

皮膚の基礎知識

はじめに

汗疱状湿疹になってから、いろいろと皮膚について、数年間、悩まされてます。
その際、湿疹を治す又は軽減させるためには、皮膚に関する知識が必要と思って、僕なりにいろいろ勉強しました。

スキンケアとは

皮膚の機能や状態を正常に保つように行うケアのことを言います。
主に以下の2種類のスキンケアがあります。

  • 予防的スキンケア
    皮膚の健康を保つことを目的とするスキンケア
  • 治療的スキンケア
    皮膚の健康が損なわれた際、健康な状態に戻すことを目的とするスキンケア

そして、大切なことは、

  • 皮膚を清潔に保つこと
  • 皮膚への刺激を少なくすること
  • 角質層の水分を適度に保持すること

皮膚の構造

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織、皮膚付属器の4つから構成されています。
それぞれの特徴や役割は、以下の通りです。

  • 表皮
    4つの層(角質層、顆粒層、有棘層、基底層)から構成されている。
    基本的には、外部からの刺激や有毒から体内を守ったり、体内の水分等を対外へ逃がさないようなバリアのような役割を持っている。
  • 真皮
    3つの層(乳頭層、乳頭下層、網状層)から構成されている。
    基本的には、コラーゲンなどを多く含んでおり、表皮に栄養を与える役割を持っている。また、外部からの衝撃に対するクッションの役割を持っている。
  • 皮下組織
    ほぼ脂肪組織で構成されている。
    体温の維持やエネルギーを蓄える役割を持っている。また、外部からの衝撃に対するクッションの役割を持っている。
  • 皮膚付属器
    4つ組織(毛器管、汗腺、脂腺、爪)から構成されている。
    体温調節に必要な水分等の分泌物を出す。

皮膚を保湿する成分

セラミド
表皮の角質層で、角質細胞と角質細胞との間に存在する細胞間脂質の主成分である。
外部からの刺激や有害物質から皮膚を守ったり、皮膚内にある水分を外部へと逃げないようにするバリアの役割をしている。
セラミドが不足すると、このバリアの機能が働かなくなり、
  • 肌が乾燥してカサカサになりやすくなる
  • 外部からの刺激による肌荒れが起こりやすくなる

ヒアルロン酸
真皮内に多く存在する成分である。
水分を多く保持して、細胞と細胞の間に存在する。
細胞と細胞の間でクッションのような役割をして、肌の潤いに影響する。
ヒアルロン酸が不足すると、水分を保持する力を弱くなり、
  • 肌の張りがなくなる
  • アトピーやニキビが悪化する
等々のトラブルを引き起こしやするなる。

尿素
微量ながら、天然保湿成分として、角質層に存在している。
角質は、タンパク質の分子同士が水素結合によって、くっつきあって構成されているが、尿素は、この構造を溶かす性質がある。

痒みとは

痒み」とは、"引っ掻きたいと言う欲望を起こさせる不快な感覚"と定義して、体の異常を知らせる防衛反応でもあるそうです。
痒みは、下記のような刺激によって、生じることがあります。

  • 肌への接触(かぶれ)
    植物、金属、塗り薬などが直接、肌に接触する
  • 食べ物の摂取
    下記のような食品を摂取する。
    • 魚類(青魚)、甲殻類(エビ、カニ)
    • ナッツ類やピーナッツ
    • 乳製品
    • 卵類(鶏卵、魚卵)
    • そば
    など
  • 虫刺され
    蚊や蜂、毛虫などの虫に、噛まれたり刺されたりする
  • 温度変化
    運動や風呂、冷暖房器具などによる体の急な温度変化
  • ストレス
    何らかの強いストレス(職場、学校など)

また、乾燥肌になると、外界の刺激(衣服の擦れなど)を受けて、痒みが生じことがあります。

さらに、他にもアトピー性皮膚炎や内臓疾患などが原因として考えられるそうです。
内臓疾患の場合は、肌には異常は見られなくても、痒みがしつこく起こり、乾燥肌の特徴が見られる場合があるそうです。
2019年11月03日更新